反意語
「上位校」の反意語は何だろうか?
埼玉新聞8/11の記事では
「入試難易度によって上位校と底辺校の差を広げると、底辺校では生徒の自己肯定感が低下し、指導が困難になる。県教委は学校のレベル差を入試によって制度化すべきではない」と述べ、学校選択問題の廃止を訴えた。(原文ママ)
「底辺校」だって。
しかも、発言者は教員・元教員。
詳細を知らないし、発言者に悪意はないと思いたい。
たまたま記者が文字にしてしまっただけとか。
でも、もし普段からこういう言葉を使っているとしたら・・・・・
それだったら、ひどいね。
さて話は変わって、面白い本の紹介。
上級国民/下級国民(小学館新書)
やっぱり本当だった。
いったん「下級国民」に落ちてしまえば、「下級国民」として老い、死んでいくしかない。幸福な人生を手に入れられるのは「上級国民」だけだ──。これが現代日本社会を生きる多くのひとたちの本音だというのです。(まえがきより)
バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。
「上級/下級」の分断は、日本ばかりではない。アメリカのトランプ大統領選出、イギリスのブレグジット(EU離脱)、フランスの黄色ベスト(ジレジョーヌ)デモなど、欧米社会を揺るがす出来事はどれも「下級国民」による「上級国民」への抗議行動だ。
「知識社会化・リベラル化・グローバル化」という巨大な潮流のなかで、世界が総体としてはゆたかになり、ひとびとが全体としては幸福になるのとひきかえに、先進国のマジョリティは「上級国民/下級国民」へと分断されていく──。
ベストセラー『言ってはいけない』シリーズも話題の人気作家・橘玲氏が、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。