リンゴの木
宗教改革者のルターは
「たとえ明日が世界の終わりの日であっても、
私は今日りんごの木を植える」
という内容の言葉をよく使ったそうだ。
環境が厳しくとも未来を信じ、
今を全力で生きる姿勢を意味していよう。
難局を乗り切る人は
困難に直面しても
いたずらに取り乱さない。
諦観や逃避で不安をごまかさず
困難を正しく直視する。
そして、今も未来も犠牲にしない行動を貫く中で
立ちはだかる障壁を突き破っていく。
昨日も、オンライン自習室で黙々と頑張っている生徒たちがいた。
もちろん、塾に来て自習をしている生徒たちもいた。
私も経験があるからよく分かるのだけど
弱い人間は、勉強とかコツコツやるべきものから
逃げたくなるのが性だ。
これは子どもも大人も同じ。
でも、本当にやるべきこと
子どもならば頭と体とココロを鍛えること
それらから逃げているようじゃ
逃げ癖がついてしまうのではないだろうか。
一人ひとりのリンゴの木は違っていい。
でも、そのリンゴの木を毎日植え続けていくことが
大事なのだと思う。
あなたにとってのリンゴの木は何ですか。