ユーチューバーという職業
私はユーチューバーには疎い。
疎いというよりも
彼らの動画を見たことがない。
この仕事をしていると
生徒からいろいろ聞かされることがある。
勉強に現を抜かすようなものは
反射的に嫌いになってしまうからだ。
でも、
このユーチューバーは
すごい。
真っ白な雪原を
誰も歩いた跡のない雪原を
自分のアタマで考えながら
道なき道を歩んでいる。
時間が流れ、振り返ってみたとき
道ができているのだろう。
そんな生き方に感心させられた。
以下印象深いインタビューです。
『ピークは、年収1000万円を超えたときでしたね。
よく言われる、「年収1000万円を越えてからの幸福感は変わらない」
というのは、確かにそうだなと思います。
そのあとは、デジタルの数字が増えていくのを、現実感なく見ている感じで…。
予約制のレストランとか、
仕事で行くんですけど気疲れしちゃうんですよね。
僕はラーメンがご馳走と思って育ってきたので、
今でも感動するのはラーメン屋。
だから食事で楽しみといえば、
ラーメンですね。
自分もいい思いを多少はしたいけど、
社会貢献をきちんとできたら、
死ぬ時にいい人生だったと思える気がします。
僕がそういう使い方をしていたほうが、
ユーチューバーを目指す子供たちにとっても、
夢があるかもしれません。
僕の場合はいまも、
ネタの企画から撮影、
編集、投稿まですべて1人でやっています。
昨日も朝撮った動画を5時間くらいかけて編集して、
夜にアップしました。
動画以外の仕事もある中、
毎日のように1人で作業して、
投稿するのは正直かなりきついのですが、
これは性格というか。
どうしても細かい部分が気になって、
100%自分が思う通りにしたくなっちゃうんですよね。
さすがにこのままでは仕事が回らなくなるので、
最近は編集作業をできる人を育てているところです。
本当はずっと、
自分で全部やり続けたいんですけど(笑)。
残るのは、
研究熱心な人ですね。
いまはどういう時代で何が流行っているか、
ファンが見たいのは何か。
そういうことを常に研究して、
視聴者のニーズと動画が、
ちゃんと噛み合っている人。
別に、
毎日動画をアップする必要はないんです。
週に1本でも、
ニーズを外さずにコツコツ投稿して、
うまくいっている人もいます。
日々、
ベストを尽くしていると、
誰かが見ていて、
あるときすごいチャンスを与えてくれる。
それをつかんで、
ここまで来ました。
これからも同じで、
自分ができることを全力でやり続けることが、
次の展開につながると思っています。
だから目標は、勢いを下げないで継続する。それだけです。』