ポスターを貼る
1910年、10歳の少女は夜空を翔る彗星を見た。
76年に1度だけ地球に近づくハレー彗星。
その神秘的な美しさは
女の心に焼き付いた。
彼女は母親となってからも
色あせることのない感動を
わが子に語って聞かせた。
子は宇宙に魅せられ、天文学を志す。
後年、ブラジルを代表する大天文学者へと成長した。
小惑星にその名を冠された初めてのブラジル人となった。
天文学博物館も設立した。
ロナウド・モウラン博士の逸話である。
「両親が子の心の中に情熱を残せば
それは貴重な財産になる」と発明家エジソンも語っている。
両親の想いは及ばないけれど
先日紹介した
2024一家に一枚シリーズのポスターを教室内に掲示してみた。
科学技術週間は4/18までだ。
様々な分野のものがあるけれど
誰かが何かに魅せられるのを願っている。