トルストイの教え
今年はトルストイが亡くなって110年目に当たります。
トルストイの作品を読んだことがありますか。
もしないのならば、
人生を損していますね。
ぜひとも読んでみてください。
さて、トルストイがが悩める友に教えた民話を紹介します。
あるとき、皇帝が三つの質問の答えを探していた。
「一番大事な時はいつか?」
「この世で一番大事な人は誰か?」
「今何をなすべきか?」
賢者に聞いても分からない。
落胆して散歩に出たときに
一人の少女に出会った。
その少女に尋ねると、
「一番大事な時は今この時」
「大事な人は今自分の横にいる人」
「なすべきことは自分の横にいる人に善を行うこと」
と彼女は皇帝に教えてあげた。
皇帝は喜び、
少女が持っていた重い井戸水を代わりに運んであげた。
人は悩むと観念の迷路に陥りがちだ。
しかし、行き詰まりを打破するには行動しかない。
まずは最初の一歩を。
さて、話は変わって最近読んだ本の紹介。
息もつかせぬ展開で、止まらないで読み進めたことは
久しぶりのことだった。
驚愕の逆転劇、そして感動の結末、
純粋に楽しむことができた。
読んだ後に調べてみたら、
映画化されていることがわかった。
原作本を読んで、映画を観ると
2倍楽しむことができる。