スポーツ観戦後に思う

昨日は高校野球埼玉大会決勝戦をテレビ観戦。

 

うちの卒塾生も所属している花咲徳栄高校野球部を応援していた。

 

リードしたまま試合終了だろうなんて思っていたら

 

終盤にものすごい激戦となった。

 

手に汗握る展開で

 

テレビにくぎ付けになってしまった。

 

その後はオリンピック中継。

 

水泳の池江選手、柔道の阿部選手の敗退とその直後の様子におもわず見入ってしまった。

 

五輪とは常人の想像をはるかに上回る超人同士の戦いだ。

 

常人では計り知れない才能と努力のさきにたどり着いた世界。

 

敗戦直後のその超人たちの言葉、様子をリアルタイムで共有できていることに鳥肌が立った。

 

 

 

 

 

 

 

先日観たドキュメンタリー番組は面白かった。

 

1962年、高校野球でアメリカ統治下の沖縄の高校が初の甲子園を決めた一戦。

 

その陰で敗れた宮崎県のエースが抱えた葛藤を描いたものだ。

 

宮崎大淀高校のエース三浦健逸さんの人生は

 

あと一勝で甲子園の決勝戦での敗戦後大きく変わった。

 

野球の夢を諦めた。

 

今年、三浦さんは80歳を目前にして

 

かつてのライバルたちと再会する旅に出た。

 

沖縄ナインにとってあの試合の意味とは何なのか。

 

そして、共に投げ合ったピッチャー安仁屋宗八さんに

 

長年言えなかった言葉を伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昌平高校野球部、池江選手、阿部選手

 

みんなくやしさがストレートに伝わってきた。

 

どんな思い、経験からその涙が流れ

 

そういう言葉が出てくるのか。

 

自分たちでは感じることができない世界、

 

知らない世界に想像力を伸ばすことこそが、

 

スポーツ観戦の楽しみだと思う。

 

 

自分の感覚で受け止めると、おもしろくもない。

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