カタツムリ
先日、春が終わっても夏じゃない。
春、梅雨、そして夏だと書いた。
そろそろ季節が梅雨に変わるころだが
梅雨と言えば
私はカタツムリのイメージだ。
ガンジーは
「善いことというものは、カタツムリの速度で動く」
と言った。
理想が大きいほど目的地は遠く
道は険しい。
日々の歩みに歯がゆさを覚えることもあろう。
しかし当たり前だが、
止まってしまえば絶対に前には行けない。
学習だって全く同じだ。
気長にあきらめずに
コツコツが大事。
「足元へ いつ来りしよ 蝸牛」
これは小林一茶の句だ。
たとえ地味であっても
一歩一歩と着実に進むことが
偉大なる勝利の母となる。
誰が見ていなくとも、
勝利を仰ぎ見るその日まで、
自らの努力の歩みを止めるまい。
カタツムリのように。