カキ
カキのおいしい季節です。
カキは私の好物の一つです。
カキの養殖と言えば、広島県ですね。
日本の全養殖量の約60%くらいが広島産です。
ダントツで全国一のカキ養殖量を誇る広島県。
身を大きくするのに必要な、大切な工程があります。
それは「抑制」と呼ばれています。
カキの幼生を“潮の干満にさらす”ことを言います。
わずか約0・3ミリの幼生は、
外気に当てるなど厳しい条件の中で育てることで、
カキが大きくなり過ぎない他、
環境への変化への抵抗力を付けさせて、
丈夫なカキに育てる事ができます。
何よりも、そうすることで
濃厚な味わいと豊富な栄養分を持つようになるのです。
人も、カキと同じように
苦しい環境にさらされることで、
タフで他人の痛みの分かる
味わい深い人間に育つことができるはず。
とはいっても、
苦しい環境は
誰だって逃げたしたくもなってしまいますね。
昔流行った歌の歌詞に
こんなのがあります。
『負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時
それが一番 大事』
夜明け前が一番暗いのです。
ガンバレ、受験生!