アラーム
体調を崩しやすい季節の変わり目。
うちの塾の近くの中学校では
学級閉鎖のクラスが出たそうだ。
体が熱っぽかったり
だるさを感じたりしたら
早めに具体的な処置を施し
万全を期したい。
誰もが無縁であることを願う
「痛み」「発熱」「疲労」
にも意味がある。
これらは体が異常を感知して警告を発し
防御を指令するメカニズムだ。
この「3大生体アラーム」が働くおかげで
大事に至らず健康を管理することができる。
学習をしているときの小さなトラブルやミスも
一種の「アラーム」と捉えることができよう。
それは大きなトラブルの前兆である場合がある。
あいまいなまま放置せず
原因を突き止め
再発防止策を取ることで
未来に待ち構える「落とし穴」を埋めることができる。
完璧な人間などいない。
身体の変調も、テストの失敗も
万人につきもの。
肝心なのは
それを自身への戒めとし
向上への糧とする「心のアンテナ」を張っているかどうかだ。