わかるよりもかわる
子どもが大人に質問する番組でのことだ。
「同じ透明なのに、なぜ、水は目に見えて、空気は見えないのですか?」
電話で質問する子どもに、その道の専門家が答える。
専門家がいろいろと例を挙げて説明するが
電話の向こうの小学生は最後まで「わかりました」と言わなかった。
聞いていて、「それでいい」と思った。
ずっと抱いてきた疑問に対する答えは
人から与えられるより
旺盛な好奇心と探求心で追い続け
自分の力でつかむほうが
どれほど宝になるか。
「なぜ、学習しなければいけないのか」
いろいろな人のいろいろな答えがある。
学習に思いを込めること。
徹してやり抜くこと。
そこからドラマが生まれる。
そして、だれもが学習を通して自己実現できるのだ。
やってみれば誰にでもわかるけれど
やって見なければわからない。
やってみよう。
そして自分を変えてみよう。
「わかる」よりも「かわる」。
その中で人生の確信をつかむことができる。