かさねること
新中学2年生の社会の授業で「蒙古襲来」が出てきた。
昔の記憶がよみがえってくる。
蒙古襲来もそうなのだが、
襲撃、逆襲など
「襲」の字には「おそう」というイメージがあった。
だから、当時、歌舞伎役者の「襲名」のニュースを見て、不思議に思ったのだ。
「襲名」が先人の名跡を継ぐことだとは何となく知っていたが、
なぜ「襲」という字を使うのか、合点がいかなくなったのだ。
当時は、襲名だけでなく
こんなふとした疑問がたびたび頭に浮かんだものだ。
そんなときは辞典を引いたものだ。
そこにはこう書いてあった。
襲は「かさね」とも読む。
十二単のように衣を重ねていく意味から転じて、
師の名に歴史を積み重ねていく意味になったようだ。
スッキリとした。
大人になったら
知識も豊富になって
調べることもしなくなるのかな
なんて思っていたのだが
今も変わらず調べものの毎日だ。
時には一度調べたことを
かさねて調べたりすることもある。
学ぶことに終わりはない。
知識をかさねていきたいと思う。
「かさねる」といえば、
新年度が始まり
うちの塾も
さらに一年を重ね
4期生の授業が始まった。
過去最高の指導ができるように
日々取り組んでいる。
新鮮な気持ちで年々成長し続けていきたい。
さて、話題は変わって中央大学の話。
着工から2年が経過、完成まであと1年。
茗荷谷に完成する中央大学法学部のキャンパス。
うちの塾のある志木市からも遠くなく、
茗荷谷駅からも近い、
何よりも最新の施設。
全体的に法学部人気が下がってきているようだが、
法律を学びたい学生にとってとても良い環境だと思う。
2023年4月入学生から使用開始とのこと。