お泊り
小学生の塾生がうれしそうに言っていた。
「友だちの家にお泊りに行くんだ」
私自身の小学校時代のことを思い出した。
友だちの家に泊まりに行くのは
何日も前からワクワクすることだったなあ。
大人になって分かったこともある。
よその子を預かることは、
大人にとっても学べることが多いのだということ。
江戸時代後期の農民指導者の大原幽学。
ある期間、わが子を他家に預けたり、
預かり合ったりする「預かり子教育」を実践した。
“他人の飯を食わせる”ことが主な目的だが、
別の大きな狙いがあった。
わが子と同様、
地域の子どもたちにも愛情を注ぐよう、
大人たちの意識転換を図る取り組みだった。
ご家庭同士の事前の連絡のやり取りなど
煩わしいこともあるだろう。
でも、小学生や中学生時代のお泊りは
それ以上に得られるものが大きいと思う。
先ほどの生徒は、
思いっきり楽しんでくるといい。
さて、話は変わって面白いGIFの紹介。
目が回ってしまった。