いつまでも情熱を
昨日も書いたけれども
学力向上の秘訣を端的に表現するならば
「継続は力なり」だ。
小中学生にはこれがあまり理解できない。
人生経験が短いから。
でも、より人生経験の長い
プロ棋士の羽生善治氏は
「以前、私は、
才能は一瞬のきらめきだと思っていた。
しかし今は
十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で
同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」とつづる。
将棋界の第一人者の言葉だけに、大きな説得力がある
一瞬だけのやる気や情熱ならば
誰にだって
出すことはできる。
でも
それを長い時間維持することは
とても困難なことなのだ。
学校の勉強は
頭の良さが良し悪しを分けるのではなく
どれだけコツコツと
日々
情熱を傾けて取り組んだか
それで成績が分かれていくものだと思う。
一時だけ成績を上げることは
結構簡単なことだ。
大変なのは
それを維持していくこと。
羽生氏をはじめ、人生の先輩たちは
それを自らの経験で知っている。
アニメ界の巨匠、宮崎駿氏も
「才能とは情熱を持続させる能力のことである」
と語っている。
「何をしてきたか」が現在の自分をつくっている。
そして「何をしていくか」という今の決意が、
未来の自分をつくる。
自身の勝利の姿を思い描きながら、
今日も挑戦の一歩を!