いくつになっても

ご存じサザエさんの波平さんは54歳の設定だ。

 

なぜ、54歳なのだろうか。

 

それは、サザエさん連載当時の社会では

 

定年退職は55歳、男性の平均寿命はだいたい59歳だったからだ。

 

波平さんはまさに引退間際の設定であるのだ。

 

しかし、現在の54歳は大きく異なる。

 

まだまだ社会の最前線で活躍している年齢だ。

 

 

 

 

 

 

 

おかっぱ頭に、大阪弁の特徴的な甲高い声

 

俳優の竹原芳子さんは

 

証券会社の営業、宝くじ売り場の販売員、

 

裁判所の臨時事務官などを経て

 

57歳で映画デビューを果たしたほどだ。

 

芸能界入りを目指したのは50歳の時。

 

反対する意見も多かった。

 

だが彼女は年齢を理由に

 

“自分なんてこんなもんだ”と決め付けず

 

自分の可能性を信じようと決めた。

 

「人間は年齢じゃない」

 

「いくつになっても挑戦できる」と。

 

 

 

 

 

かつては

 

年を重ねてからの人生の挑戦は

 

いいものだとはされていなかった。

 

しかし

 

時代は大きく変わった。

 

そして

 

これからは

 

もっと大きく変わっていくことだろう。

 

いくつになっても

 

理想に燃えて生きる人は若々しい。

 

その姿は、いつの時代においてもみんなの希望である。

 

そんなことを子どもたちには伝えていきたいと

 

つくづく思う。

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