高校野球に思う
夏の甲子園大会が終わった。
甲子園で流れる校歌が韓国語だとか
言っている人もいるようだけれど
京都府にある同志社高校の校歌は英語だ。
これが流れたとしたらどうなるだろうか。
まあ、何語だっていいのではないだろうか。
さて、元高校球児の体験からすると
仲間と過ごした鍛えの青春時代は
年を経るごとに輝きを増す大切な財産になっているそうだ。
「10代のころに砂を噛みながら
一緒に闘った仲間は
何ものにもかえられない生涯の宝になる」
OBの方の言葉が実社会に出て、一段と強く胸に迫る。
「一旦、力を出すことの喜びを知った者にとっては
困難は、次から次へ、
少しでも大きい方が嬉しいのです」。
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作家の里見昮氏は青少年にこんな言葉を贈っている。
自ら決めた目標に
全力を出しきって挑む。
その道程には
悔し涙にむせぶ日があるかもしれない。
だが、挑戦の繰り返しのなかでこそ
人は自身の可能性の大きさを実感することができる。
力を出しきる青春があって初めて
励まし合う仲間の尊さ
他者への尊敬
自他共の生命の大切さを知ることになる。
野球だけじゃない
学習だってその鍛えに汗を流す絶好の機会。
「力を出しきる喜び」を知る成長の日々を。


