階段

らせん階段を上から見たら、

 

上ってくる人は同じ円をグルグルと回っているように見える。

 

それを横から見ると、一回りすれば、少し高い位置に移動している。

 

 

 

視線の向け方によって目に映るものは変わる。

 

学力の伸長も、俯瞰するだけではなく、本番を意識した模試を通して見えてくることがある。

 

知識を身につけるだけでは合格点は取り切れない。

 

限られた時間

 

周囲からのプレッシャー

 

予想外の思わぬ出題への対応

 

などなど試験当日には

 

家庭学習時には感じることのできない

 

独特の困難がつきまとう。

 

個人的には本番を意識できる模試は

 

やってやりすぎることはないと考えている。

 

ただし、受けっぱなしはあまり意味はないのだが。

 

本番当日だと思い、出せる限りの実力を出す工夫をする。

 

解きなおし反省会は当日中に実施する。

 

そうすることでこそ合格力がついていくのだ。

 

年内最後の北辰テストと埼玉新聞模試の締め切りが近い。

 

これらが年内最後の模試となる。

 

この時期の1回の模試での成長は大きい。

 

けれども受験生本人は実感できない人も多い。

 

まさにらせん階段を上がるように上がってきたからだろう。

 

しかし、本当の本気モードになれば

 

らせん階段ではなく

 

まっすぐな階段を上がるように

 

最後の時期には実力が伸びていくものなのだ。

 

 

 

 

 

らせん階段は一気に上昇できない。

 

一段一段上り、巡り回って少しずつ高みへと進む。

 

真っすぐな階段を駆け上がるときには

 

急速に伸びる。

 

らせん階段を上がるように、

 

緩やかだが着実に成長している時があったからこそ

 

まっすぐな階段を駆け上がることができる。

 

わき目も降らずに

 

合格への階段を

 

全力で駆け上がっていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

話題は変わってインターナショナルスクールの話。

 

日本の学校教育も確実に変わっていくと思う。

 

https://www.asahi.com/edua/article/14463132?p=1

 

コメントを残す

雑感

前の記事

手帳
お知らせ

次の記事

通信制高校