金融教育

学習指導要領が改訂されて、高校生向けの金融教育が今年度よりスタートした。

 

このことは日本にとって良いことだと思う。

 

お金に関係のあることは学校の授業では話しにくい雰囲気がまだあると思う。

 

学校の先生も、専門の英語や数学や国語などの知識は持っていても、

 

お金のことをどう教えていけばいいのかわからない人も多いと思う。

 

まずは外部の専門家を招いて金融の授業が行われるのであれば、

 

生徒にとっても、先生にとっても、いい学びになるはずだ。

 

まずは、一歩踏み出すことが大事なのだ。

 

 

 

 

金融教育といっても新しい「金融」という授業単位があるわけではない。

 

保険や株式、債券、投資などのライフプランニングは家庭科。

 

フィンテックや仮想通貨は公民。

 

そんな感じでそれぞれ学ぶことになる。

 

また、特に年間どれぐらいの時間を金融教育にかけるかは、

 

学校によって異なるようだ。

 

ここに力を入れて工夫できる学校は魅力的じゃないかな。

 

 

 

 

 

私は金融などは教えてもらわずに大人になった。

 

額に汗水流してお金を稼ぐことが美徳と思って育ってきた。

 

お金持ちランキングの上位者はみんな株などで資産を増やしていると知ったのは

 

働き始めてからだった。

 

それまではバブル崩壊のイメージが強かったので

 

株や為替や商品先物、不動産などはギャンブルのように考えてきた。

 

でも、少子高齢化が進むと、年金だけで老後を生きることはできないので、

 

資産運用の知識が必要になってくる。

 

銀行に預けておいても手数料などでお金が目減りしていったりするのだから。

 

 

 

 

知識というのは武器だ。

 

考えるための武器。

 

知識がないと知恵は働かない。

 

教科の学習にしても、金融にしてもこれは同じ。

 

クレジットカードが持てるようになる18歳になる前に

 

正しい知識を持たせるのはよいことだ。

 

 

 

 

 

 

お金がすべてではない。

 

だが、お金でいろいろなことができる。

 

人生はよいものだと思える様々なことを。

 

生徒たちもお金のことになると、

 

英語とか数学以上に真剣に学ぼうとすると思う。

 

今回の改訂は日本の金融教育の第一歩としてとても良いことだと思っている。

 

 

 

 

 

金融庁が中高生のための金融教育のホームページを開設している。

 

とても充実しているので、ぜひご覧あれ。

https://www.fsa.go.jp/teach/chuukousei.html

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