終わりを意識すること

「死を忘れた文明」といわれる近代において、

 

死はもっぱら忌むべきものとされてきました。

 

「生が善なら死は悪」

 

「生が有で死は無」等とマイナス・イメージを割り振られてきました。

 

できれば死は遠ざけたいと誰もが考えます。

 

しかし、どんな権力者や富豪であれ、

 

万人が間違いなく直面するのが死。

 

必ず終わりは来るのです。

 

 

 

 

 

 

大事なのは

 

己の有限性を自覚した上で、

 

どう価値ある人生を築くかだと思います。

 

逆から言えば

 

己の有限性を自覚しなければ

 

つまり人は必ず死ぬということを

 

自覚しなければ

 

価値ある人生は築くことが困難になります。

 

 

 

 

 

これは受験も基本的には同じです。

 

高校受験のために学ぶ期間には

 

限りがあります。

 

その中で

 

どれだけ終わりを意識して

 

自分を磨き続けてきたのか

 

それが入試の日に試されるのです。

 

終わりを意識せずに

 

よそ見ばかりしていた人は

 

その日にが近づいて

 

あわてても

 

遅いのです。

 

 

 

 

 

人生も受験も

 

終わりがあるからこそ

 

本気になれるし

 

本気になれるからこそ

 

何ものにもかえがたい

 

ドラマが生まれるのです。

 

 

 

 

 

考えたくないし

 

目をそむけたくなるかもしれませんが

 

自分の終わりを意識してみませんか。

 

そして今を大事に生きてみませんか。

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