現役灘高生も高校中退者も

タイトルを見て何のことか分かる人はなかなかいないと思う。

 

先日、文部科学省から発表された

 

法科大学院等特別委員会(第108回)配布資料の中に

 

司法試験最終学歴(出願時)別合格者一覧という資料がある。

 

そこには今年度の司法試験合格者の出願時の最終学歴が書かれている。

 

今年の最年少合格者は

 

高校3年生だ。

 

昨年、慶應義塾高校の3年生が合格したことを

 

書いたことがあった。

 

その合格者は通っていなかったのだが、

 

大学受験のない附属校では

 

司法試験の予備校に通っている高校生がいることも

 

書いた。

H30司法試験最年少合格者

しかし、

 

灘高は大学附属ではない。

 

しかも

 

超がつくほどの進学校だ。

 

学校の勉強はもちろん大変だが

 

3年生だから

 

大学受験勉強も大変に違いない。

 

多くが最難関大学を目指しているのだから。

 

 

 

 

 

そもそも

 

灘高校に在籍しているということは

 

受験においては

 

相当鍛えてきたはず。

 

鍛えてきたというのは

 

知識や得点力はもちろんだが、

 

勉強体力や勉強方法という

 

「見えない学力」も鍛え上げたのだろう。

 

そして、それらに磨きをかけて

 

司法試験にぶつけてきたのだろう。

 

中学受験なのか

 

高校受験なのか

 

この合格者がどちらなのか

 

それは分からないが、

 

法曹界で働きたいのならば、

 

極端な話、

 

中高一貫校に入学して、

 

中学1年から法律科目の勉強を始めることだってできる。

 

そしてガンガン法律の勉強をして、

 

高校在学中ぐらいに合格、

 

さらに、

 

極端な話をするならば

 

高校を中退して司法修習に行き、

 

10代で法曹資格を手に入れることだってできるわけだ。

 

そんなことを実現する勉強の猛者たちが

 

ちらちらとあらわれているし、

 

もっとメジャーになるのも

 

時間の問題だと私は思っている。

 

 

 

 

 

さて、

 

あともう一人、

 

高校中退の合格者が気になる。

 

群馬県立高崎高校。

 

群馬県内屈指の進学校だ。

 

なぜ中退したのだろうか。

 

もしかして

 

司法試験のため?

 

想像し始めると

 

何だか勝手にドラマが頭に浮かんでくる。

 

さらに

 

高卒(大学に進学していない)の人は4名合格。

 

大学中退も4名合格している。

 

 

 

 

学校の勉強だけでも大変だ。

 

その上

 

司法試験の勉強なんてとんでもない。

 

それが今までだったら普通の声だったはずだ。

 

でも、

 

そんな常識を打ち破る

 

新時代の猛者たちが

 

あらわれるのだ。

 

いずれにしても

 

今いる場所で鍛えていくことから

 

はじめよう。

コメントを残す

雑感

前の記事

電気自動車とエジソン
雑感

次の記事

英語