堀が埋まる

中学校で三者面談が始まっている。

 

入試用の写真撮影も行われている。

 

志望校調査のアンケートも配布されているようだ。

 

そのアンケートには自分の受験校の詳細を記入するようだ。

 

まだ受験校を決め切れていない人は焦ることだろう。

 

周囲の人がすぐに提出できたりすると

 

なおさらだろう。

 

2学期の通知表の結果や

 

12月の模試の結果次第で受験を決める

 

ラストワンチャンスにかけるなんて挑戦も

 

躊躇する人がでてこないだろうか心配だ。

 

 

 

インターネット出願が主流になってきて

 

出願期間の始まりが早くなった。

 

12月中に入ったら手続きを始めることができるようになっている学校が増えている。

 

そうすると

 

調査書の作成も出願に合わせなければいけない。

 

どの生徒が県の書式で何通、学校指定の書式で何通必要なのかを把握し、

 

出願のタイミングまでにはしっかりと準備しておかなければいけない。

 

万が一があってはならないのだ。

 

逆算すると今から調査しておかなければ

 

間に合わないということだろう。

 

 

 

 

でも考えてみてほしい。

 

中学校の事務的な事情で調査用紙が配られているだけなのだ

 

ギリギリまで粘るなと言っているのではないのだ。

 

調査用紙に記入するための理由で

 

志望校やコース決定の時期を決める人がいるとしたら

 

いかがなものだろうか。

 

終業式後の最後の私立高校個別相談会があり

 

そこまで粘ることは可能だ。

 

それから出願することだって

 

全く問題ない。

 

出願は早ければいいということではない。

 

出願期間内に行われればよいのだ。

 

 

 

 

私はのんびりとしなさいと言っているのではない。

 

早く決まればそれに越したことはないと思っている。

 

しかし、本気になるのが少し遅かった受験生が

 

ギリギリまで粘らないでどうするのだという思いもある。

 

三者面談が行われ、志望校調査が配られ、

 

すでに堀は埋められた状況だ。

 

城の中に籠っていないで

 

最後は合格に向けて

 

うってでるときだ、

 

全力で最後の総攻撃をかけていきたい。

 

そんな時期がやってきたということだ。

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