シャーペンと鉛筆

小学生はシャーペン不可だけれども

 

中学生はシャーペン可というのが一般的になっている。

 

うちの塾のある志木市は

 

公立小中一貫校になったらどうなるのだろうか。

 

中学生になるとシャーペンが使える。

 

そのことが

 

小学生のうちに

 

シャーペン=大人

 

という図式を刷り込んでいく。

 

逆から言うと

 

鉛筆=こども

 

なのだ。

 

 

 

 

実際にはどうだろうか。

 

私の経験からすると

 

鉛筆を使っている中学生たちは

 

勉強にかける手間や時間を厭わない。

 

だから、勉強ができる子が多い。

 

シャーペンは、芯が詰まったり

 

一見便利で使いやすいように見えて

 

結構面倒なこともある。

 

カチカチカチカチ・・・・・

 

授業中に分解を始める生徒もいる。

 

別のものを使うように指示しても

 

一本しか持っていない子もいる。

 

それに、ついつい力が入り芯を折ってしまうことも。

 

折れた芯は机の下に捨てられて

 

床が汚れる原因にもなる。

 

しかし、鉛筆を使う子は

 

一本だけということはまずない。

 

3本も机上に置いておけば十分だ。

 

今の時代の鉛筆は

 

芯が折れるということもあまりない。

 

昔の粗悪な鉛筆とは違う。

 

 

 

 

 

 

鉛筆を使うことの

 

一番のメリットは

 

冒頭にも書いたけど、

 

勉強にかける手間や時間を厭わなくなり

 

その結果、勉強ができるようになることだ。

 

鉛筆を使う生徒は

 

毎日削らなければいけない。

 

その手間を忘れずに

 

日々の準備ができるようになること

 

実はそれがとても大切なのだ。

 

鉛筆を削ることすら

 

面倒くさがっててては

 

勉強全般の他のことも同じように面倒くさがるだろう。

 

鉛筆を使う子の中で

 

鉛筆削りではなく手研ぎをする生徒がいる。

 

私の経験では

 

手研ぎ鉛筆を使っている生徒はみんな勉強が得意だ。

 

直接的な勉強ではないけれど

 

刃物を使うわけだから集中力もつくし

 

なによりも準備を整えて勉強することになるのだから

 

メリハリがつけやすくなる。

 

 

 

 

 

もうすぐ3学期がはじまる。

 

シャーペン派の人たちは

 

鉛筆に戻ってみてはいかがだろうか。

コメントを残す

余談

前の記事

健康法
雑感

次の記事

理系優位