にんじんをぶらさげる

卒塾生が自習に来ていた。

 

高校あるあるのような話を聞いた。

 

川越女子高校の彼女の周辺での話。

 

彼女らが小中学校時代、

 

テストや通知表などでいい結果をとって、

 

親からご褒美がもらえる級友をみると、

 

イラっときていた人がたくさんいるらしい。

 

なぜか?

 

それは

 

彼女たちはいい成績をとるくらいでは、

 

ご褒美はもらえない家庭環境で育てられているから。

 

イラっと来るということは

 

ちょっとはうらやましい気持ちがあるということ。

 

多感な時期だから

 

自分のうちの方針に不満を持つ人もいるかもしれない。

 

でも、

 

川女に入学すると分かるのだ。

 

周囲の大多数が

 

自分と同じだってことが。

 

ニンジンなんて

 

一本もぶら下げてもらったことのない人たちが

 

圧倒的大多数なのだ。

 

もし、そんなことされていたら

 

今ごろは

 

食べ過ぎでニンジン太りしてしまって

 

とても川女には合格できていないだろう。

 

そして、もう一つ。

 

小中学校時代と違って

 

能あるタカが爪を隠さなくたっていい。

 

中学時代は、自慢になるから周囲に言わなかった成績も

 

フルオープンできる環境だ。

 

ポジティブ全開な本音トークだってできるのだ。

 

ただし、高校の勉強は甘くはないから、

 

手を抜いたら

 

すぐに深海魚のように海の底にへばりつくことになる。

 

一度、深海魚になってしまったら、

 

浮上するのが相当大変だ。

 

これは、絶対に忘れてはいけないこと。

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって

 

ホームページの話。

 

コロナ禍のせいで学校に足を運ぶことが制限させてもう3年目。

 

この間、さまざまな工夫がなされてきたけれど、

 

ホームページは過去に例がないほど

 

素晴らしく改善されているとおもう。

 

見やすい、伝わりやすい、

 

見る側にとってメリットしかない。

 

山村学園のホームページを見ていて

 

「配信型説明会」っていうのがあった。

 

この学校は人気校だから

 

臨時の定員増がなされることになっている。

 

今年も説明会に多くの人が申し込んでいるから

 

このような形で説明会を実施するのだろう。

 

学校で行われるものと同内容だから

 

40分という時間設定なのだろう。

 

つまり

 

web上とはいえ、

 

学校に行って説明会に参加したのと同じ扱いになるということだ。

 

そして、webだったら、

 

3年生でなくとも

 

1、2年生だって

 

気軽に参加できるのではないだろうか。

 

そうすることで

 

志望校が見えてきて

 

学習意欲が高まるだろうから

 

他校にも同様な取り組みをしてもらいたいと思う。

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