偏差値が少しでも高い学校に進学すれば優秀だ、

 

そんな学校に通っていると

 

偏差値の低い学校に通っている人からは

 

羨望のまなざしで見られている、

 

このように考えている人は多いのではないだろうか。

 

また、

 

同じ学校でも、

 

科やコースの違いによって偏差値が違う。

 

上のコースだからすごいとか思われるのではないか、

 

上のコースに行けば

 

少しでもいい進路にたどり着けるのではないだろうか、

 

そのように考える人も多いと思う。

 

特に私立高校では

 

多数のコースを設置している学校が多いので、

 

その中から1つを選ぶ。

 

多くの人は

 

自分の手の届く中で

 

一番偏差値の高いコースを選んでいる。

 

 

 

「難関」と呼ばれるテストに合格することだけに

 

価値を見出す人もいる。

 

中学、高校、大学、大学院、

 

そのあとは

 

公務員国家Ⅰ種とか公認会計士とか司法試験とか

 

とにかく狭き門が大好きな人たち、

 

いわゆる受験エリートたちだ。

 

そういう人たちの価値観・人生観の「軸」は、

 

とにかく狭き門をくぐることにある。

 

 

 

 

受験エリートの中には

 

受験が終わった後に

 

自分の中の「軸」を

 

別のものへと修正できる人もいれば

 

できない人もいる。

 

 

 

社会に出ると

 

難関と呼ばれるテストに合格する人よりも

 

お金を稼ぐことができる人や、

 

やりがいのある仕事をしている人のほうに

 

価値を見出す人が多くなる。

 

学歴だけじゃ

 

生活していくことはできないからね。

 

 

最近では

 

最初から

 

社会に出た後で

 

お金を稼げる仕事や

 

やりがいのある仕事を

 

「軸」にしている学生たちが

 

多くなっている例も多く出てきている。

 

コスパのいい生き方っていうのだろう。

 

 

 

ニューヨークで蒸気管取り付け作業員として働く男性も同じだ。

 

高校の成績はオールAで、

 

有名大学から奨学金のオファーがあったにも関わらず、

 

選んだのは作業員見習い。

 

経験を積んだいまでは、時給110ドル(約1万2000円)になったという。

 

若手のブルーカラー人材は重宝され、

 

大卒のホワイトカラーより高給取りなこともあるという。

 

さらに、雇用保障や福利厚生は、時としてホワイトカラーよりも条件がよかったりするのだ。

 

 

このように

 

最初から

 

AIにとってかわられることがなく、

 

安定した良い給料がもらえ、

 

働き続けることができる仕事を得ることを

 

「軸」に小中学生を過ごすという生き方も

 

今の時代、

 

悪くないと思う。

 

 

 

どこを目指すのか

 

何を大切にするのか

 

自分の中の軸によって

 

年を重ねるごとに

 

進んでいく場所が

 

違ってくる。

 

 

私は

 

子どもたちに

 

偏った価値観を押し付けることなく、

 

多様な価値観を

 

認めることのできる

 

大人でありたいと

 

思う。

 

 

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