いい言葉にふれること

ラテン語の「infans」は「子ども」を意味する。

 

「in」は否定を表し、「fans」は「語ること」。

 

「言葉」を使って、自己表現を十分にできないのが子どもということだろう。

 

「言葉」を用いることが人間であり、動物と大きく異なる特徴だ。

 

いい言葉、多くの言葉を持っていると、その思考・思想も豊かなものになっていく。

 

いい言葉を学ばないと、考えも良くなっていかないのではないだろうか。

 

中学生の国語の授業をしていると

 

生徒自身がもっている言葉の多さがよくわかる。

 

ことばが多い生徒は本をよく読む生徒。

 

本だけでなく、マンガをたくさん読んでいる生徒もじつは言葉が豊富だ。

 

本の方が良いのだけれども、

 

マンガだって本だって

 

ことばのチカラを鍛えてくれるものだと思う。

 

ただし、良書に限るけど。

 

 

 

 

良書かどうかはまだ見定め切れていないけれど、

 

「葬送のフリーレン」というマンガを最近読み始めた。

 

魔王を討伐した勇者パーティのその後の物語。

 

そのパーティーのエルフの魔法使いは1000年もの長寿なので、

 

パーティの仲間が年を老いても、亡くなっても旅を続ける。

 

彼らが亡くなって数十年が経ち、英雄たちの記憶が後の世の人たちから薄れて行く中、

 

仲間が生きた証に少しずつ触れていき、

 

自分がなぜ旅を続けていくのか分からないまま、

 

彼らとの10年の旅を思い出していく。

 

そして「魔法を収集する旅」をなぜ続けるのか?

 

「勇者が褒めてくれたから」という小さな思い出と共に、

 

彼らが残した大切なものに触れていく…という話。

 

大きな目標や目的を達成した後に何が残り、

 

どう生きていくのか、そんなことを考えさせられるマンガ。

 

 

 

 

 

あと、大宮開成高校の前校長の山中克修先生が

 

ホームページでおススメしていた本を紹介したい。

https://www.omiyakaisei.jp/column/%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%ab/

灯台からの響き (集英社文芸単行本) by [宮本輝]

山中先生は本当にとても良い先生で、校長コラムを読むのは楽しみだった。

 

退任前最後の校長コラムで紹介されていた本なので、

 

即購入した。

 

一気に読めるほど楽しいと書いてあったが、

 

勿体ないのでゴールデンウィークまで取っておくことにした。

 

 

 

 

 

さて、いい言葉に触れていこう。

 

そして、いい言葉を自分の中に取り込んでいきたい。

 

それは口に入れる食べ物の栄養と同じで、

 

アタマの栄養なのだと思う。

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