いい本

「本屋大賞」を受賞した作品は素晴らしい作品ばかりだ。

 

全国書店員が選んだ一番売りたい本というキャッチコピーにひかれて

 

読んでみたら見事にはまってしまったのがはじまりだった。

 

過去の受賞作はもちろんノミネート作品も結構読んできたと思う。

 

ただし、毎度のことで時間差ではあるのだが。

 

 

 

 

今回の話は2018年の本屋大賞受賞作小説『かがみの孤城』。

 

主人公である中学1年の女の子・こころは、

 

学校での居場所を失い、

 

家に閉じこもってしまう。

 

教員も両親も、

 

胸の痛みや葛藤を理解しようとはしてくれない。

 

孤立無援の彼女に寄り添う大人が現れた。

 

フリースクールの喜多嶋先生である。

 

“怠け、逃げているだけだと皆から思われている私を、

 

どうしてかばうの?”。その疑問に先生が答えた。

 

だって、こころちゃんは毎日、闘ってるでしょう?

 

 

 

塾の日常にも、これと似たようなことはある。

 

「自分が情けない」嘆く生徒もいる。

 

やれと言うのは簡単だけど

 

それだけでできてしまうのはごく一部だけ。

 

ひとりひとりのできない理由は他人には知る由もないだろう。

 

私たちはそんな彼ら彼女らから勇気をもらっているのだと思う。

 

塾の仕事は勇気をもらって勇気を与える仕事だと思う。

 

「あなたは不安や苦悩の嵐と毎日、闘っている。

 

懸命に生きている。それがどれほどすごいか」

 

 

心は見えない。

 

まずは相手を認めたい。

 

そして相手に寄り添うことで、

 

互いの心を結ぶことはできる。

 

“内なる闘い”をたたえる心を持ちたい。

 

本当の励ましはそこから始まるのだと思う。

 

今回もいい本に巡り合うことができた。

 

感謝。

 

https://www.poplar.co.jp/pr/kagami/

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