黙っていては分からない

沖縄芝居の「丘の一本松」

 

ウチナーンチュ(沖縄人)をわかせた名作だ。

 

鍛冶屋を営む親子が

 

仕事のことで仲たがいする。

 

ある日

 

息子は独立しようと家出。

 

父は連れ戻しに出かけ

 

丘の一本松の下で

 

息子への思いを一人つぶやく。

 

それを盗み聞きした息子は

 

「立派な職人にするため

 

厳しくあたっていたのだ」と

 

父の思いを知り

 

二人は固く抱きしめ合う。

 

 

 

 

 

「他人に負けることがあってはいけない

 

と思うから文句も言うのだ」

 

父から息子への言葉は

 

心に染みる「黄金言葉」として

 

多くの感動を与えた。

 

いつの時代も変わらない親子の情愛を

 

沖縄独特のユーモアを交えながら伝えている。

 

 

 

愛情も、信念も

 

黙っていても、いつかわかってくれるだろう

 

と考えるのは誤りである。

 

意識して「表現」しなければならない。

 

日常の中では想いをうまく伝えられないという人は多い。

 

しかし

 

伝えられれば

 

絆は強くなる。

 

「対話の夏」に挑戦したい。

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