見方を変えると
アメリカの大手広告代理店で多数のメジャー企業の広告を担当し
いくつもの広告賞を受賞したジャック・フォスターの著書には
多くの学びがある。
「13の半分は?」
教師が生徒に尋ねた。
「6と2分の1」
「6・5」との答え。
「そうだ。ほかには?」
誰も答えられない。
教師は
「もう答えはないと思うかもしれないが
「もっと考えよう」と促す。
すると
数字の文字を分けて
「1」と「3」
一人が答えると
突破口が開いた。
英語の綴り
ローマ数字
2進法で考えたり
黒板に書いた「13」を
上下半分にしたり。
きりがない。
そして
「答えはない」と思っていたのが
思い違いだったことに気付いた。
常識的に考えれば
「もう答えはない」
と思うだろう。
だが
「必ず別の答えがある」と。
視点を変えたら
新発見が次々と出てきたわけである。
地表から見れば
高く見える壁も
空からは低く見える。
一本の線にしか見えないこともあろう。
同じように
物事は
とらえ方
見方によって
千差万別だ。
プラスにもマイナスにもなるものだ。
逆境も
苦難も
人生のドラマを楽しむように
悠々と乗り越えていくことができる。
必ず道は開ける
開いてみせる。
そう心を定め
きょうも朗らかに勝ち進みたい。