故郷

中3の2学期の通知表は調査書の学習点にも大きな影響を与えたり、私立高校個別相談会の資料になることなどとても大事です。

そして、中3の2学期の「国語」で成績を左右する作品、それは・・・・・

 

魯迅の「故郷」!

 

なんと、すべての教科書に載っていて、

初めて日本の教科書に登場したのは、

1953年の教育出版社の教科書。

ということは、日本のとても幅広い世代に読み継がれている作品なのです。

もちろん魯迅の祖国、中国の教科書にも載っています!

面白いのは、「誰が灰に茶碗を埋めたのか?」問題に関する教え方の違い。

日本では、「ルントウ=犯人」説が一般的ですね。

中国では、時代によっては、ルントウが犯人だったり、ヤンおばさんが犯人だったりとおしえられていました。

今では、真相は「藪の中」にして、「犯人」を特定しないようにしています。

まるで腫れ物に触れるように。作品の解釈や教え方も変わりゆくものなのですね。

 

さて、このページをご覧いただいている皆さんは中学三年生の時に「故郷」を読んでいるはずですね。

覚えていますか?中学3年生以下だったらまだ習っていないですが。

2017年、20代から60代までの人に「故郷」を知っていますか?というアンケート調査(2017年10月16日、楽天リサーチ)をした結果、

なんと!

68.5%の人が、「記憶にない」って答えたのです。

忘れちゃったのでしょうね。

 

では、いきなりですが、テストをします!

穴埋めですよ!これで、「故郷」を思いだしてください。中学生以下は予習だと思ってください。

 

テスト)

故郷に二十年ぶりに帰郷した私は、わびしい様子に寂寥の感が胸にこみあげる。

荒れ果てた我が家で、母と甥に会い、私は引っ越しの話を進めようとする。

母から幼き頃に遊んでいた( ① )の名前が出て、思い出がよみがえった私は、

やっと美しい故郷を見た気がする。

昔は「豆腐屋小町」と呼ばれた( ② )も、今ではすっかり姿が変わり、

私を金持ちと決めつけ悪意を突き付けるような発言をする。

久しぶりに会った( ① )も、生活に疲れ果てた様子で、

私のことを「( ③ )」と呼び、うやうやしい態度をする。

悲しむべき厚い壁が二人の間を隔ててしまったのだと、私は身震いする。

甥であるホンルと( ① )の子シュイションは今でも心が通じ合っているのを見て、

新しい生活を持ってほしい、という希望を胸に私は故郷を後にする。

※答えは下のほうにあります

 

 

 

 

 

 

 

答え)①ルントウ ②ヤンおばさん ③旦那様

 

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