人と同じことをする前に一寸考えよう

ゴールドラッシュが始まったころの

サンフランシスコの人口はわずかに100人という小さな田舎の村だった。

 

最初に小さな金を見つけたのは、とある大工さん。

これは1848年1月24日のことです。
これが、ゴールドラッシュの始まりです。

 

 

その年にはカリフォルニアの近くに住んでいた人々が押し寄せました。

 

当時は周囲への噂だけだったのですが、

 

同年3月にこのことを記事にして新聞掲載したことにより、

 

すぐに全米中に広まりました。

 

12月には大統領が議会演説で金が見つかったことを認める発言をしたのです。

 

次はハワイ、メキシコ、ペルーなどからも船でやってきました。
全米の人々の次は、中国やオーストラリアから、
一攫千金を夢見た人々がこぞってやってきたのです。
あのジョン万次郎も、これに加わりました。
ハワイまでの旅費約600ドルを稼いだといわれています。

このゴールドラッシュによって、

 

いったい誰がいちばん大もうけしたかというと、

 

それは一獲千金を夢見た採鉱夫たちではありませんでした。

 

多くの人は金を見つけることができなかったのです。

 

いちばん大もうけしたといわれるのは、

 

金の採掘をする過程で、

 

採鉱夫たちの履いているズボンが

 

すぐに破けてしまうことに着目し、

 

破れにくい丈夫なズボンを販売した洋服屋だったのです。

 

そして、そのズボンを販売した洋服屋こそが、

 

現在でも不動の人気を誇るブランド、リーバイスなのです。

 

ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアで

 

雑貨商をしていたリーバイスの創業者リーバイ・ストラウトは、

 

幌や帆の材料であった丈夫なキャンバス地でズボンを作製。

 

これを、インド産の青の染料であるインディゴ・ブルーを使い、

 

泥の汚れがいちばん目立たない濃紺に染色して販売しました。

 

当時、インディゴ・ブルーには防虫効果に加え、

 

採鉱夫たちにとって最大の恐怖だった

 

ガラガラヘビを追い払う効果があると信じられていたことから、

 

このブルー・ジーンズは爆発的な人気を博したのです。

リーバイ・ストラウスがみんなと同じように
砂金を求めたのならば、
こんな大成功を収めることができなかったでしょう。
みんなと同じことをやっていて
それだけで安心したり、
もっといい何かを
自分のアタマで考え出すことがなければ
大きな成功をおさめることができませんね。
リーバイ・ストラウスが教えてくれたことは
他のみんなと同じことばかりを
考えることなくやっていても
成功しないということです。
自分の頭で考えて
行動することこそが大切なのです。

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