井の中の蛙大海を知らず
〇〇の常識は社会の非常識
俯瞰して物事を捉えることの大切さを言うときによく使われることばだ。
私にとっては
塾講師の常識は社会の非常識
だ。
たしかにそう思う。
先生と呼ばれる仕事にありがちな
勘違いもしやすいからだ。
他業種の人からみると
違和感を感じることをやっているのだろう。
子ども相手だから
すごいと思われることが当たり前
それに甘えて
激務を言い訳に
日々の自己研鑽を怠ることも。
まさに
井の中の蛙大海を知らずだ。
だから
塾講師からだと
転職が難しい業界や仕事も多いのではないだろうか。
しかし
井の中の蛙大海を知らずには
続きがあることをご存じだろうか。
それは
井の中の蛙大海を知らず
されど空の青さを知る
なのだ。
私はこの仕事を天職だと思っている。
ずっとこの狭い世界で生きてきた。
でも、狭い世界にいるからこそ
深い知識や知見を得られたと思う。
私の人生で大海を知ることはないだろう。
でも
アタマの上に広がる青い空のこと
それだったら
だれよりもよくわかっている
そんなつもりで
これからも塾講師の道を
極めるべく
歩み続けていこうと思う。